ミノキシジルタブレットで起こりうる臓器への副作用(FDA報告)

シェアする

スポンサーリンク

育毛対策としておなじみのミノキシジルには大きく分けて2タイプあります。

外用タイプと内服タイプです。

近年は内服タイプの方が効果が高いとしてかなり注目されています。

しかし、外用タイプより副作用が強く出る
可能性が高いので十分注意する必要があります。

ミノキシジルの副作用としてはニキビや炎症といった皮膚の異常から
手足や顔のむくみ・しびれ・頭痛、動悸・不整脈・低血圧などが起こると知られています。

FDA(アメリカ食品医薬品局)によると
ミノキシジルタブレットの服用で次のような副作用も出ることがあると報告しています。

・心室肥大

心臓下部の空間・心室が大きくなる症状
ミノキシジルにより細胞死(アポトーシス)が抑制され
必要以上に大きくなってしまうと考えられている

・心外膜液

心外膜液(しんがいまくえき)とは
心臓と心臓を覆う袋(壁側心膜)の間にある液体で
鼓動による摩擦を防ぐ役割があります

それがミノキシジルによって減るのか増えるのか
詳細は不明ですが心外膜液が増えすぎると
血圧が下がる性質があるため増えているのかもしれません

・腎性全身性繊維症

皮膚が腫れたり硬くなったりして手足が動かせなくなる病気

腎不全患者や透析患者が起こるとされますが
健常者でも油断は禁物です

・高カリウム血症

血液中のカリウム濃度が上がる疾患で
手足の腫れや不整脈・頻脈・筋力の低下、吐き気などを起こしてしまう

・多臓器不全

複数の臓器が同時に機能障害を起こす症状

心臓や腎臓への負担がかかることにより他の臓器にも影響するものと思われます

※あと経口タイプは全身に作用するので体毛が増えたり濃くなる副作用もあります。
でも中には外用タイプでも実感される方もいます。

ミノキシジルタブレットは強力なゆえに副作用も強いことが懸念されているので十二分に注意すること

個人輸入代行業者を利用すればミノキシジルタブレットをはじめ
海外製の薬を簡単に入手することができますが、
そのようなリスクが出る可能性があることをしっかり覚えておいてください。

ちなみに海外では血圧降下剤として承認されてますが
育毛薬として承認している国はまだありません。

あと本来は重度の高血圧患者が一時的に服用するもなので
長期的に服用する薬ではないようです。

ミノキシジルは元々血圧降下剤として開発され
服用している人の髪や体毛が増えだしたことから
育毛的にも注目された経緯があります。

でも内服薬はリスクが高いから塗布タイプを中心に開発されたと思われます。

⇒ミノキシジルタブレットの飲み方について