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自毛植毛ロボットのアルタスについて 患者への利点とは?

近年、自毛植毛専用のロボットを導入数する
クリニックが登場してきています。

ドナーの採取を機械に任せられる上に
損傷も少ないなどと謳われています。

しかし、そんな最先端技術に見える機械にも
深く探ると色々問題も見えてきました。



・最先端ともてはやされる植毛ロボット


植毛専用機器は昔からあったようですが
最先端と言われてるのがアルタス(ARTAS)です。

メスで頭皮を切り取らず
毛根をくり抜く方式を取っているので
FUE植毛ロボットとも言われています。

一般的にFUE法は人の手でやるものですが
毛根が生える角度がバラバラなことなどから
かなりの技術を要する術式です。

でもアルタスならセンサーが毛根の向きを解析し
ドナー採取も行ってくれるとのこと。

それによって医師の負担が減ったり、
スピードも向上するなどの
メリットがあると言われています。

確かに一見すると画期的な機器に思えますが
注意深くいろいろ調べてみると、
デメリットの方が圧倒してることに気づきました。


・アルタスのデメリットとは?


大きく仕上がりとコストに分かれます。

まず仕上がりについてですが、
アルタスも人力によるドナー採取と同じく
パンチブレードというものを用います。

毛根を円筒状にくり抜くためですが
まずその直径が1.2ミリと大きいのです。

人の手で行うFUEの場合は1ミリほどですので
それと比べて周辺の毛根組織を
傷つけてしまう恐れがあります。

また、採取するドナーの切断率も
人力より遥かに高いこともわかっています。

人力は当然その人の腕に関わってきますが
経験豊富な医師の場合だと
切断率は1~3%程度だと言われています。

アルタスの場合は8%にもなります。
それは開発元が公式に発表しているので
間違いないと見ていいと思います。

難しい部位の手術となると
切断率は2桁に達すると予想されます。

毛根組織は多少傷ついても髪が生える能力は
失わないことが証明されていますが、
それにより細い毛しか生えない可能性も出てきます。


ドナーを採取する際は
テンショナーという特殊な器具を使うためか
採取可能な位置が限定的です。

後頭部のど真ん中という感じですが
それだとAGAの影響を受ける髪も
採取する可能性があります。

それでは植毛する意味が全くありません。


そしてコストの面も大きな問題があります。

アルタスそのものが超高額なうえに
1株植えるごとに開発元に課金されるという
謎のシステムとなっています。

機械本体は25万ドルほどするそうですが
日本のクリニックが購入する場合は
なぜかその倍ほどの値段になるそうです。

1ドル100円としても5000万円!

さらに1株ごとに費用が上乗せされますが
その費用も含めて患者が負担することになります。

機械によって効率化を図ってるにもかかわらず
高くつくという矛盾めいた状況に…。

中には安めの価格設定のところもありますが
毛根切断率のことを踏まえると
あえて植毛ロボットを利用する理由は
果たしてあるのか…という感じです。



・ロボットによる植毛のメリットはどこに?



そのような欠点をいろいろ調べると、
FUEロボットを導入するメリットは
実は患者ではなくクリニック側にある、
というのが見えてきました。

FUEを行う技術がなく、
それを習得する意欲もないが導入はしてみたい

ロボットを宣伝としても使う

と主張する医師も中にはおられます。


導入した医師の中にも
患者が何時間も動けないのは苦痛であると
懸念をもらす方もいます。


興味や調査の為に受けたいと思う方も
中にはおられると思うので
最終的な判断は個々人に委ねられます。

通常はメリットばかりが強調されるので
冷静になって自分なりにいろいろ調べ、
納得した上で行動するようにしましょう。


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