乳製品との健康を意識した付き合い方|食べ過ぎ注意が大原則

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トップテンオブシティというアメリカの人気サイトが
髪にいい食べ物トップ10というランキングを発表したことから
乳製品についていろいろな考えを述べてきました。

乳製品はそのランキングでは8位となっており、
順位は微妙までもランクインしている時点で注目して
たくさん摂ったほうがいいと思う方もおられると思います。

薄毛は1日でも1時間でも1秒でも早く治したいものですので
そう思うのも無理はないところではあるのですが、
今一度冷静になってほしいと思います。

乳製品の代表である牛乳、チーズ、ヨーグルトは
健康的にどうなのかについて3回に渡ってお伝えしてきました。

大雑把にまとめると、どれもメリットが先行しているようで
実はデメリットも大きい食品だということが垣間見えたと思います。

他にもよく使われるバターや生クリームもほぼ同様のことがいえます。

料理への使い勝手がよく人間を虜にする味が決め手となり
今では数えきれないほどの食品に使われています。

その一方で脂肪分やタンパク質の摂り過ぎに繋がったり
たいした栄養補給にならないなどの問題も孕(はら)んでいるという感じです。

中にはカゼインフリーの乳製品もあるようですが、
ほとんど見かけないのが残念なところです。
(カゼインは牛乳に含まれるタンパク質の主成分)

さらに乳製品の場合は菓子類に応用されることが多いことから
糖分の摂り過ぎにも繋がってしまうので、
最も注意すべき食品に分類してもおかしくはありません。

糖分は体に入るとブドウ糖に変換されてエネルギーになりますが
摂り過ぎは血糖値の急上昇を招き低血糖症や糖尿病の温床になります。

血糖値が上がるほど老化物質のAGEsが多く生まれてしまい、
血管や皮膚組織を劣化させ育毛にも悪影響がでます。

また、乳製品も動物性食品の一種であることから
腸内環境を狂わせて毒素が血液中に多く流れるようになったり、
免疫力が下がって体のパフォーマンス全体が低下したりもします。
(消化にも手間がかかります)

乳製品は健康上よくない部分が多いですが食べ過ぎに注意して接することも重要だといえます

しかし、
ここまで食文化が確立した世の中でいきなり食生活を切り替えることは
物理的にも精神的にも難しくなってるのが現状です。

そこで思い出してほしい言葉が「過ぎたるは及ばざるが如し」

何事もやり過ぎは不足と同じくらい良くないこと、という意味です。

食に関していえばどんな良い食べ物も食べ過ぎは毒になるので
どんな食べ物であろうと程々しておきましょうということです。

それを常に意識し行動に移すことができれば
乳製品のみならず動物性食品の摂取量全体を減らすことができ、
野菜や果物などの人間に最適な食べ物を選択する機会が増え、
食費の節減にも繋がっていくと思います。

牛乳やチーズ、ヨーグルトをはじめ
ケーキやアイスクリーム、ホットケーキ、パンケーキなどなど
どれも正直とてもおいしいと感じるものばかりです。

それらが好きなら一生食べてはならないと意固地にならず、
たまに食べる贅沢な食品と捉えてほしいと思います。

あまりにも我慢しすぎると精神的によろしくない部分もありますので、
世の中の現状を踏まえるとこのような妥協案も
ある程度は必要なのではないかと思う次第です。

<他の乳製品と育毛を絡めた考察記事>

⇒チーズ

⇒ヨーグルト

⇒牛乳

⇒乳製品まとめ(この記事)

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