致死量に達することはまずないがカプサイシンの過剰摂取は注意

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知覚神経への刺激が強いことから
育毛に期待されるカプサイシン。

⇒メカニズムは前回の記事にて

しかし摂り過ぎるといろいろと
副作用が起こる可能性があるので
注意したい食品の一つです。

代表的なものは胃の灼熱感(しゃくねつかん)です。

実際それは体に悪い影響を
及ぼしているわけではないのですが
不快に感じてしまいます。

あと胃腸の炎症、発汗、ほてり、
催涙、頭痛、めまいを起こすこともあり、
ガンを誘発する危険性、それに
肝臓や腎臓に負担を与えるともいわれています。

(他にも脳に悪いと言われたりもしますが
真意の程は定かではありません)

どの程度摂取したら症状が出るのか人により異なり、
摂取量の目安と言うのはなさそうですが、
IGF-1による育毛理論を提唱した
名古屋大学の岡嶋研二教授の実験では、

1日6mg(唐辛子2グラム相当)を
複数回にわけて被験者に摂取させてたそうなので
それを目安にすればいいのではないかと思います。

ただ少ないように見えても毎日なのでけっこう大変です。

面倒だと思ったらサプリメントを
用いたほうがいいと思います。

ちなみにカプサイシンには致死量がありますが、
体重1kgあたり60~75mgなので
日常的にそんな量に達することはまずないでしょう。
(体重50kgの人だと3000~3750mg)