血糖値が上がりやすい食生活を続けていると
 AGEという老化を進める物質が体内に溜まり、
 髪の毛の成長や薬の効能にも害を及ぼします。
 長らく役立たずと言われ続けた食物繊維は、
 簡単にいうと一緒に摂った食品と絡み合うことで
 急激に糖質が吸収されるのを阻止して
 血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。
 そのため食物繊維を摂ることは健康維持の基本であり、
 育毛対策の一環にもなると当ブログでは考えています。
そこで今回は食物繊維を多く含む食品の一覧表を掲載します。
 食物繊維は水溶性と不溶性の2種類があり、
 前者(水溶性)は水に溶けてゲル状になって食べ物と絡んで
 糖の吸収を穏やかにしてくれたり、
 老廃物を吸着して排泄を促すことにも役立つとされています。
 後者(不溶性)は水には溶けませんが膨張する性質があり、
 便の量を増やしたり柔らかくしたりして排便を促します。
理想とされるのは水溶性:不溶性=1:2の割合で摂取することです。
 どちらか一方だけを摂ってもあれなので、
 下記の表を参考にバランスよく摂取してほしいと思います。
 食物繊維を含む食品は非常に多いので
 今回は代表的といえる海藻類からご紹介します。
他の食品も他の記事で一覧表を掲載する予定です。
 
食物繊維を多く含む海藻類一覧表(100グラムあたり 単位:グラム)
 (状態が語尾についていないものは素干し)
 (藻類は水溶性と不溶性の分別が困難なため総量のみをご紹介致します)
| 海藻名 | 総量 | 
|---|---|
| 天草(角寒天) | 74.1 | 
| 恵胡海苔(えごのり) | 53.3 | 
| 荒布(あらめ) | 48 | 
| 天草(てんぐさ) | 47.3 | 
| 一重草(ひとえぐさ) | 44.2 | 
| 干しひじき | 43.3 | 
| 布海苔(ふのり) | 43.1 | 
| 川海苔 | 41.7 | 
| 刻み昆布 | 39.1 | 
| 青海苔 | 38.5 | 
| 長昆布 | 36.5 | 
| 岩海苔 | 36.4 | 
| 甘海苔(焼き海苔) | 36 | 
| カットわかめ | 35.6 | 
| 三石昆布(みついしこんぶ) | 34.8 | 
| がごめ昆布 | 34.2 | 
| ほそめこんぶ | 32.9 | 
| 乾燥わかめ | 32.7 | 
| 板わかめ | 31.7 | 
| 利尻昆布 | 31.4 | 
| 乾海苔(ほしのり) | 31.2 | 
| 石蓴(あおさ) | 29.1 | 
| 松藻 | 28.5 | 
| 削り昆布 | 28.2 | 
| 真昆布(まこんぶ) | 27.1 | 
| 味付け海苔 | 25.2 | 
| えながおにこんぶ | 24.9 | 
| 塩昆布 | 13.1 | 
| 海髪(おごのり)(塩抜き) | 7.5 | 
| 佃煮昆布 | 6.8 | 
| 茎わかめ(塩抜き) | 5.1 | 
| むかでのり(塩抜き) | 4.2 | 
| 佃煮一重草 | 4.1 | 
| 青とさか(塩抜き) | 4.1 | 
| 赤とさか(塩抜き) | 4 | 
| 原藻(生) | 3.6 | 
| めかぶわかめ(生) | 3.4 | 
| 水前寺海苔 | 2.1 | 
| 沖縄モズク(塩抜き) | 2 | 
| 天草(寒天) | 1.5 | 
| もずく(塩抜き) | 1.4 | 
| クビレヅタ(生) | 0.8 | 
| ところてん | 0.6 | 
 身近な食材であるワカメ、ひじき、こんぶ、海苔は
 総量が多いだけでなく水溶性食物繊維量も多い特徴があるので
 それらの食品は積極的に摂ってほしいところです。
 ちなみに味付け海苔は果糖ブドウ糖液糖などの
 添加物が多いのでなるべくふつうの海苔のほうがいいと思います。
