プロペシアの副作用でうつ病が発症・悪化することはありえるのか

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プロペシアなどに含まれるAGA治療薬フィナステリドは
様々な副作用があると知られています。

その一つに抑うつ症状と添付文書に記載されています。

なぜうつ病とフィナステリドが関係しているのでしょうか。

おそらく男性ホルモンに作用することが関係しているのだと思われます。

作用といっても直接男性ホルモンの機能を
抑制するということではなく酵素を阻害して
強力なホルモンの産生量を減らすことになります。

それで薄毛の原因に対処してますが
男性ホルモンは性的機能や筋肉やタンパク質を
作ることに関与している重要な物質です。

DHTは脱毛症的にはまずい存在ですが
他にもいろいろな役割があるため必ずしも悪者とはいえないものです。

フィナステリド錠を飲むと性欲が下がるなどの
性的副作用を実感する人が多いのは
それほどDHTも健康に関与しているということです。

ちなみにフィナステリドは抑うつに関係する
神経活性ステロイドをも減少させるともいわれてます。

公に副作用として発表されていませんが
仕事がつらいと感じたり集中力が続かなかったり
やる気が出なかったり楽しいという感情がわかないなどの
倦怠感的な症状を実感する方もおられます。

また、イライラしやすくなるなどの精神的に不安定になる場合もあるようです。

プロペシアの副作用のひとつにうつ病があると疑われている

うつ症状は添付文書に記載されてますが
それは頻度不明のカテゴリに区分けされてるので
どのくらいの人に現れるかはわかっていませんが興味深い研究結果があります。

アメリカ・ジョージワシントン大学の
マイケル・アーウィング博士が2010年から11年にかけて、

フィナステリドの服用を止めてから
3ヶ月以上経っても性的副作用が解消しない61名(A群)と、

AGAだけどフィナステリドを服用したことがなく
精神病を患ったことがない一般公募29名(B群)とを比較し
インタビューを試みて研究論文を発表しました。

すると抑うつ症状の発症率を示すBDIスコアという数値が
A群のほうが遥かに多い結果が出たとの事。

※A群は61名中46名=75.4%
B群は29名中3名=10.3%

そして中度から重度の抑うつ症状を示す数値は出したのは
A群が61名中39名=63.9%だったのに対しB群では0名で、
自殺念慮はA群が61名中27名(44.2%)おり
B群では29名中1名(3.4%)だったそうです。

ということで現在フィナステライド錠を飲んでる人も
これから服用を考えている人も潜在的副作用には注意するよう喚起しています。

研究対象の方はまだ少ないのでなんともいえないところですが
そのような結果が出たということは
100%鬱症状が起こらないとはいえないですし
先ほど述べたように倦怠感を感じる方も現れ始めています。

薬の副作用とは一般に普及してから
何年もたって初めて判明するものもあるので
可能性は0と断定することはできません。

もし服用をして精神的に異常が出たと思ったら
服用量を少し減らすなどの調節をしたり医師に相談してみたほうがいいでしょう。