植毛で不安になるショックロスの考えられる原因と対処法

シェアする

スポンサーリンク

ショックロス

・自毛植毛の代表的な不安事項

自毛植毛はとても画期的な手法で
AGAの最適な対策といえることです。

しかし、デメリットもいくつかあるので
それも知っておいて損はありません。

今回はショックロスについて触れていきます。

結構深刻な問題に感じてしまうかもしれませんが
冷静になって学べばそんな脅威ではありません。

・ショックロスの原因と対処法について

ショックロスとは、植毛手術を施した部分、
もしくはその近辺の既存毛が
脱毛してしまう現象のことです。

または以前に植毛した毛髪も
その現象に見舞われることもあります。

脱毛は一時的な場合もありますが
永久的な場合もあるといいます。

そう説明されてあなたはどう思ったでしょうか?

せっかくハゲない手術を受けたのに
結局また薄くなるのでは意味がないではないか!

など由々しき問題に感じたかもしれません。

たしかに手術を受けた人の中で
二番目に多い不満だそうなので
受けたことがない人は躊躇するほど
重大な問題に感じても不思議ではありません。

(ちなみに1位は密度の低さなので
ある意味そっちのほうが問題なので
その点は別記事で述べたいと思います)

ショックロスが起こる原因については
まだ明確な答えは出ていないようですが、
概ね次のように言われています。

・移植毛を挿入する穴(スリット)の作成や
ドナー採取による物理的な影響が及ぶ

・局所麻酔などの薬剤の影響

・体質的な問題

どれが主因か副因かの判断は難しいですが
おそらくいずれかが複合的に関係してると
考えるのが自然なのではないでしょうか。

ただ、そこまで深刻に考える必要もないと思います。

というのもショックロスが起こる確率は
患者全体の15~20%ほどで、
仮に起こったとしても抜けた毛の大半は
一時的に休止期になっただけと考えられるからです。

期間にすると大体3~4ヶ月ほど経過すれば
また自然に生えてくるものらしいので
通常の休止期と言われるくらいの長さです。

本来は成長期真っ只中だったが
手術のなんらかの刺激によって
強制的に休止期にさせられてしまった。

しかし、組織が死んだわけではないので
時間が経てば生えてくる、という感じです。

永久的に起こるとされる脱毛も、
すでにAGAの影響で細毛化したものが主で
太い毛はなりにくいと言われています。

そしてもちろん植毛部位周辺以外の髪に
ショックロスが起こることはまずありません。

極稀に移植毛自体があまり生着しない上に
既存毛がすごく抜けたというケースもあるようですが
そこが体質による影響だと考えられるので
一概にショックロスとは言い難い部分です。

薬の服用の有無といった私生活の部分もあり、
体質以外の問題も含めて考える必要があります。

何より大事なことは
ショックロスの原因を探るのではなく
そのリスクをいかに軽減するかを考えることです。

といっても対処法はシンプルで
クリニック(医師)選びに重点を置くことです。

ショックロスが起こる原因で
最も関連が深いと思われるのが物理的な要因。

つまり移植毛を埋め込む穴(スリット)の開け方が
雑だったり大きすぎたりすると、
当然既存毛への影響は大きくなると考えられます。

その工程は医師の腕が最も輝く部分であり、
最も真価が問われる部分でもあります。

・ショックロスはふつうに起こりうるもの

ショックロスの原因をおさらいすると、

移植毛を植える穴の作成や
ドナー採取によって起こる物理的な要因、
麻酔などの薬剤、体質的な問題の3つになります。

リスクを最小限に抑える対処法は
腕のいい良心的な医師がいるクリニックを選びです。

そして既存毛を少しでも残すために
AGA治療薬を検討したり、
食生活に気をつけたりすることも大事です。
(主に血糖値のコントロール)

また、毛穴はとても密集しているため、
どんなに腕のいい医師でも
ショックロスは起こりうるものと考えましょう。

絶対に起こらないという説明は不自然なので
その点もクリニック選びのポイントとして
覚えておくといいと思います。