植毛手術の一般的な流れ カウンセリングからアフターケアまで

シェアする

スポンサーリンク

植毛の流れ

・植毛手術の流れを把握しておきましょう

植毛手術はどのような流れで行われるのか、
ざっくりお伝えしていきます。

あまり身近な出来事でないので実感しにくく、
それゆえ不安に思うこともあると思います。

実際に受けてみないとわかりにくいと思いますが
予備知識として身につけておいて損はありません。

特に最初のカウンセリングが重要になるので
その点はしっかり押さえておきましょう。

・植毛は大きく4つのステップに分かれます

カウンセリングから始まり、
ドナーを採取し、株分け作業の後、
植え付けをして完了という感じです。

・カウンセリング

まずはどこのクリニックでも
カウンセリングが最初のステップになります。

ここで基本的な説明を受けつつ、
自分自身の状態を伝え、
わからないことは質問するという場面です。

カウンセリングは植毛に限らず
ほとんどのジャンルのサービス業において
行われてることだと思いますが
ある意味このステップがもっとも重要です。

そのクリニックで受けていいかを判断する
重要な判断材料になるからです。

無理な勧誘は論外ですが、
すぐに契約しようと促してきたり、
費用の話をすぐ持ち出すようでは
ちょっと危ないかもしれません。

また、医師ではないスタッフが行うのも問題で
本来なら手術をする医師が責任を持って
最初から担当するべきです。

患者さんの状況を把握した上で行うのが
本来なら当たり前ですし、
医師でないものがカウンセリングするのは
医師法に抵触する恐れもあります。

所見では頭皮の健康状態や髪の毛の太さだけでなく、
なぜ植毛を受けようと思ったのか、
遺伝的要素などのチェックもあります。

カウンセリングとはシステムや概要を
ただ説明される場ではなく、
医師とのコミュニーケーションの場でもあります。

それが出来ないようなクリニックは
選ばないほうがいいかもしれません。

・ドナーの採取

後頭部などから移植毛を採取する工程で
FUTは皮膚を帯状に切り取り、
FUEは毛包単位でくり抜いていきます。

FUTの場合、傷をいかに目立たなくする
工夫をされるかが重要です。

ここを手抜きされると傷跡が目立つだけでなく
つっぱり感も残ってしまうでしょう。

FUEは傷跡は丸い形になって、
FUTより目立たないと言われますが
同じような箇所から採取すると
不自然に薄くなることになります。

FUEだけで広範囲な植毛をしようとすると
後頭部全体が薄くなる恐れがあります。

また、アルタスという植毛機械では
採取できる部分が限られるため
不自然に薄くなる可能性が高くなります。

・株分け

採取したドナー(帯状の皮膚)から
1つ1つ毛包単位で分ける工程です。

毛包は傷つけると台無しになるので
顕微鏡を使って慎重に行われます。

この工程はドナーの数にもよりますが
かなり時間がかかる上に
デリケートな作業になります。

医師はもちろん一緒に行う
スタッフの技術も問われます。

・植え付け

最後の工程は医師の技術力が
最も問われる場面だと思います。

ここがひどいと不自然な仕上がりになり、
受けた意味がなくなる恐れもあります。

植え込む部分にスリットと言われる
細い穴を作り、そこにドナーを
植え込んでいくわけですが…
スリットの深さが重要になってきます。

浅すぎると抜けやすくなりますし、
深すぎると炎症やピットスカーと言われる
皮膚に凹んだ傷が生じる可能性が高まります。

ピットスカーまでいかなくても
生え際などの仕上がりが不自然だと
別の医院で受け直す人が多いと聞きます。

・カウンセリングが最も重要!

基本的な流れはそんな感じです。

繰り返しになりますが
何より重要なのはカウンセリングです!

医師が一貫して担当し、
納得いく説明をしてくれるか、
親身な対応をしてくれるかが大事です!

その時点で不信感を抱くようであれば…
考え直したほうがいいかもしれません。

知名度が高い=良質とは限らない世の中なので
後悔しないよう十分注意しましょう。

手術の工程とは違いますが、
アフターケアについての説明も
しっかりされるかも大事なポイントといえます。

大抵はHP上に書いてあったり、
書類を手渡されると思いますが
その上で親身に教えてくれるかも
その医師やクリニックの良さがわかるものですね。

スポンサーリンク

シェアする