リアップジェットの基礎知識 リアッププラスとの違いはほぼなし

シェアする

スポンサーリンク

リアップジェットはリアッププラスとほぼ同じものですが
噴射式になっている違いがあります。

それにより爽快感が増したとのことですが
エアゾール剤の有無以外にリアッププラスと
成分の違いは皆無なので効果が強まったわけではありません。

リアップ通常版も含め選ぶ基準は
使用感の好みと価格くらいです。

・リアップジェットの基本情報

リアップジェットは2012年12月3日、
大正製薬株式会社から発売された
リアップシリーズのひとつです。

リアッププラスが出てから約4年後になりますね。

最大の特徴は噴射式になっていることです。

容器の先端を押し当てるとジェット噴射が起き、
爽快感が得られる新感覚リアップというわけです。

噴射剤が入っているので
分類的には外用エアゾール剤ともいいます。

容器に入れたガスと一緒に有効成分を
噴霧するスプレーのことを指します。

スプレーといってもヘアワックスや育毛剤などと違い
頭皮に押し当てると同時に出るタイプなので
スプレーっぽくないですが周りに飛散しないので
無駄が出にくい特徴があります。

1回あたり15回押し当てると
自動的に適切な分量である1ml分が使え、
同時にロックされる仕組みになっているので
他社製品とは違う独特な容器です。

・噴射剤について

リアップジェットに含まれる噴射剤は
DME(ジメチルエーテル)と呼ばれるものです。

フロンガスの代替品として注目されており
液化石油ガスより爆発・引火するリスクが低く、
毒性も低い特徴があります。

そのため多くの化粧品や塗料、
農薬散布の際にも使われる汎用性が高い成分ですので
それにより不健康を招く恐れは低いと思われます。

・他のリアップ製品との違いは?

では肝心の発毛剤としての効果についてですが
これは配合成分を見れば誰でもわかります。

ミノキシジル濃度はリアップ通常版や
リアッププラスと同じく1%で、
その他の有効成分や添加物はリアッププラスと全く同じです。

有効成分はパントテニールエチルエーテル、
トコフェロール酢酸エステル、メントールの3種で、

添加物はカミツレ油、BG、クエン酸、エタノールで
違いは噴射剤のDMEがあるかないかだけです。

配合量すら同じです。

カミツレ油などの添加物の
具体的な配合量は掲載されていませんが
おそらく同じだと思われます。

容量は100mlなのでリアッププラスより多いですが
噴射剤が上乗せされただけで薬液の分量はほぼ一緒です。

薬液は67mlなのでリアッププラス(60ml)より
少しだけ多いことは多いのですが
アドバンテージになるとは考えられないですね。

ある意味で最大の違いは価格です。

リアッププラスとリアップジェットはものはほぼ同じなのに
前者は5239円、後者は3800円と大きな開きがあります。
(いずれも税抜き価格)

普通なら成分が増えた方が高くなるものですが
逆になっているという謎な設定です。

DME(噴射剤)は目に入ると危険ですが
通常のスプレーのように広範囲に噴霧しないので
危険性はほとんどないと言えます。

そのことからもあえてリアップジェットではなく
リアッププラスを選ぶ理由はほぼありません。

価格差が100円程度ならまだしも
1400円も違うので誰が選ぶのかって状態です(笑)

リアップ通常版と比較しても同じことが言えます。

ミノキシジル濃度が同じでプラスとジェットにある
有効成分が含まれていないのに5500円もします。

謎が深まるばかりです(笑)

リアップX5と比較となるとさすがに安いと言えますが
ミノキシジル濃度が全然違うので安いからといって
リアップジェットを勧める人は少数派だと思います。

当然、噴射剤が追加されたといっても
成分の浸透性や有効性が上がるわけでもないので
効果の期待感についてもリアッププラスなどと
同じだと思っていいでしょう。

勧めるとしたら単なるリアップマニアか、
製品の違いを熱心に研究してる人くらいかもしれません。