イノシトールは脂肪やコレステロールの
 代謝をあげるので動脈硬化や肥満の予防、
 そして抜け毛の予防に効果があるとお伝えしました。
 それにあやかって今回は再度
 肥満と薄毛についてお伝えしようと思います。
 前回の肥満と薄毛と記事では
 肥満は血行不良・皮脂の過剰分泌、
 運動不足の慢性化・ストレスが発生するから
 髪に悪いとお伝えしました。
今回はもう少し掘り下げていこうと思います。
 肥満症の方は体に脂肪分がたっぷりなので
 当然毛穴付近の脂肪分も増えることになります。
 さらにAGAを発症していると
 DHT(悪玉男性ホルモン)の影響もプラスされて
 皮脂がどんどん増えてしまいます。
その結果炎症が起きやすくなるのです。
 そもそも炎症とは何かと言うと、
 体を異物から守るために起こる生体反応です。
 つまりその部分で白血球などが
 悪い菌などと戦ってくれているんですね。
 ですからありがたいことなのですが
 周辺の組織を痛めるという欠点があります。
 毛根が痛むと髪が抜けやすくなり、
 毛細血管が痛むと栄養分不足になったりするのです。
 血管が痛むということは道路が寸断されることになり、
 栄養はおろか酸素不足にもなり、
 さらにはIGF-1の減少にも繋がる可能性があります。
※IGF-1はあらゆる細胞の成長因子
  
 
結果、抜け毛がどんどん増えることになるのです!
悪い方向に進んでしまうとトコトンって感じですね…
ちなみに髪は伸びる際に脂肪を外に出すという役割もあります。
 薄毛の方は髪が伸びにくいため
 毛穴に脂肪がたまりやすいという特徴もあるのです。
 脂肪はAGAと直接関係はありませんが
 薄毛とは密接にかかわっていることがわかります。
 ということで少しでも抜け毛原因を減らすために
 メタボリックシンドローム解消を目指しましょう!
 イノシトールなどダイエットにいいとされるものを
 摂取するのもいいですができれば運動をしてほしいところです。

