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円形脱毛症に鍼灸治療は行うべきではない?医学的見解の違い

専用の針を刺す事で皮膚や筋肉を刺激して
様々な作用を起こす鍼灸(はりきゅう)治療があります。

痛みを緩和したり弱った内臓を活性化させたり
血流の調整などもできるといわれる。

中国から伝わった医学であり
日本でも国家資格に「はり師」があるので
公に認められた治療法といえます。


その鍼灸治療を脱毛部位に施すことで
血流がよくなり髪が生えると言われています。

しかし円形脱毛症ガイドラインでは
D(行わないほうがよい)という最低評価になっています。


その理由は根拠がわからなすぎるためと思われます。

一応罹患期間が1年未満の患者14名、
1年以上2年未満の患者18名、
2年以上の患者3名に対して
鍼灸治療を行った研究はあります。

それによると9例が回復し
10%の領域で回復したという
結果がでたようですが、

その患者の円形脱毛の重度や範囲、
治療の期間や回数が不明なので
情報があまりにも不十分なのです。


よって医学的な評価をする水準に達していないので
有益性を論じることもできないとされてます。

用は根拠があまりにも乏しいので
良いか悪いかもわからないということです。



しかしD判定だからといって
絶対有効ではないとは言い切れません。

実際治療に鍼を用いる病院は多数あり
各々が実績を上げている例もみられます。


あと西洋医学と東洋医学の考え方の違いも
どこか関係しているのかもしれません。

西洋医学でいうと脱毛は
遺伝や自己免疫疾患を有力視するのに対し
東洋医学は血流や内臓の関係を重視します。

また、それぞれがお互いの考えを否定する風潮も
少なからずあるような感じも見受けられるので
今のところそのような判定になっている可能性もある。


疲労感などがでることがありますが
薬を使わないので副作用は基本的になく、
出ても一時的なものになります。

何をしても効果がなかった人は
試す価値はあるかもしれません。

ただし円形脱毛症での鍼灸治療には
健康保険が効かないのが難点です。


円形脱毛症ガイドライン記事へ


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