昼寝の適切な時間はどのくらい?自分にできるやり方で続けましょう

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昼寝は眠気を解消させるのはもちろんのこと
仕事の効率向上や交通事故の防止・健康維持にも役立つ
非常に優れた行いであることがわかっています。

健康に良いことは髪にも良いこととなりますので
薄毛に悩んでいなくても是非習慣化してほしいことの1つです。

⇒昼寝の優れた効用については前回の記事にて

そこで疑問になると思われるのが時間です。

いつ昼寝をすればいいのか、どのくらい眠ればいいのか、
その辺が気になっていると思いますので
巷で言われてることを色々と吟味していきます。

まず昼寝をするタイミングについてですが、
一般的には昼の1時~3時の間がよいといわれています。

実は人間は半日周期で動いている生物なので
大体その時間帯あたりに眠くなってきます。

よく昼時は眠くなる方が多いと思いますが
その原因は食事だけではないということです。

※食べ過ぎると消化にエネルギーが多く削がれ
高い確率で強力な睡魔が襲ってきますので腹八分目を守りましょう。

次に肝心の昼寝をする長さに関してですが、
基本は20分以内にし、長くても30分を超えないたほうがよいです。

アメリカ・コーネル大学の社会心理学者であるジェームス・マース氏は
睡眠の効果を最大限に発揮する睡眠法をパワーナップを推奨しています。

それによると30分を超えてしまうと深い眠りに入ってしまい、
その後の目覚めが悪くなり疲労感が増してしまうといいます。

目覚めが悪くなるとその状態を引きずることになり
中途半端な時間にまた眠りたくなってしまい
下手すると本来の睡眠時間にも影響する危険性があります。

寝つきが悪くなって睡眠時間が短くなり次の日が一日中眠い状態になりかねません。

昼寝はやりすぎてもだめなのであまり疲れていないのであれば短時間にするのがベターです

また、海外にはこんな報告もあります。

イスラエルにはシエスタと呼ばれる昼寝習慣がありますが
それを行う442人の男女を6年間追跡調査すると、
長すぎる昼寝は寿命を縮めるという結果がでたのです。

1時間以上になると女性で5.6倍、男性で2.6倍も
昼寝をしない人と比べて死亡率が高くなったそうです。
(2時間以上だと13.6倍にも達したとのこと)

コスタリカの研究の場合、19分の昼寝グループでの
心筋梗塞の発病危険率は0.77倍と低くなりましたが
45分グループだと1.28倍になり
90分グループでは1.66倍にもなったそうです。

あと日本でも長時間昼寝リスクを調べた研究があり
30分以下の昼寝をする人はしない人と比べて
アルツハイマー病の発病率が0.16倍と大幅に下がる結果がでた一方、
60分以上になると2倍になることもわかったという。

ということで昼寝は長くても30分以内を
肝に銘じておいたほうがよいと思われます。

ただ1時間半の昼寝は夜に取る8時間睡眠に
匹敵する効果があるという研究結果も存在します。

こう聞くと何が適切なのかよくわからなくなると思いますが
それはあなたの状況により変わってきます。

20~30分ほど寝ても全くスッキリしないのなら
前日の眠りがよほど少なかったか浅かったと思われるので
そのときは思い切って寝てみるのも手だと思います。

要は習慣的に長い昼寝を取らなければ良いのです。

そして夜しっかり寝ることは大前提になります。

そこを疎かにするとなんにもならないので注意しましょう。

睡眠不足は成長ホルモンの分泌量も減るので
髪の成長を遅らせることにも繋がります。

⇒コラム:シエスタについて

⇒昼寝の健康効果はすごいです

⇒成長ホルモンの話

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