飲みすぎはハゲる要因を増やす|アセトアルデヒドがdhtを作り出す

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酒は昔から百薬の長と言われ続けてますが
なるべくならあまり飲まないほうがいいです。

特に薄毛に悩む方は極力飲酒は控えたほうがいいです。

なぜなら健康的にいいものとはいえないからです。

酒にはアルコールが含まれていますが
それが肝臓に運ばれて分解されると
アセトアルデヒドという毒性物質が生まれます。

それはいずれ酢酸に変えられ、
さらに二酸化炭素と水に分解されていくのですが
その過程でアミノ酸やビタミンを大量に消費します。

その中には髪の毛を構成するシステインや
メチオニンなどの重要なアミノ酸も含まれています。

アセトアルデヒドはアセトアルデヒド脱水素酵素によって
酢酸に変えられるのですがその酵素を持ってる人は
日本人では半数しかいないといわれています。

にも関わらずお酒好きの人は大変多いですよね。

そして飲み物は食べ物とちがって摂取しやすいので
たいていは適量を超えて飲んでしまいがちです。

のみすぎるとアセトアルデヒドを分解しきれず
体中を回って二日酔いになるのですが、影響はそれだけに留まりません。

実はアセトアルデヒドは血中のテストステロンを
ジヒドロテストステロン(DHT)に変える働きがあるのです!

テストステロンはお馴染みの男性ホルモンの一種で、
DHTは男性型脱毛症を発症させる主原因物質です。

酒は髪にも体にも大きな負担を与える要注意飲料なのです。

体にいいといわれる根拠は血管を拡張して血流を促したり
善玉コレステロールの量を増やしたりして
動脈硬化の予防に良いといわれたりしてるからですが
それはあくまで適量の範囲内での話です。

飲みすぎは肝臓に負担を与えるだけでなく
毒素が体中に回ってしまうので影響は全身に及ぶものとなります。

ちなみに血行がよくなるのは酒を飲んだ直後だけで
良いが冷めると血管が収縮して結局血行が悪くなります。

北欧の研究では心臓に血液を送る冠状動脈の疾患リスクが
酒を飲む人の方が飲まない人と比べて減ったという報告もありますが
それは50歳以上を対象したもので昔からその地域の人は
その疾患にかかる人が多いのであまり参考にはなりません。

酒を飲みすぎると肝臓を弱めたりDHTを増やす可能性があるなど薄毛に直結することばかり

兎にも角にも適量を心がけることは大前提です。

少量なら健康に良さそうだからといって
あまり好きでないなら無理に飲む必要は全くありません。

では好きな方の為の参考として
適量とはどのくらいのことをいうのかですが、
アルコールの量は1日に20グラム程度が良いとされており、
下記の計算式で正確に求めることができます。

純アルコール量(g:グラム) =
酒の量(ml:ミリリットル) × アルコール度数(%) × 0.794(g/ml) ÷ 100

例えばビール(度数5%)でアルコール20グラム以内に抑えるには、

20グラム = ビールの量 × 5 × 0.794 ÷ 100

これを解くとビールの量は約503.77ミリリットルとなります。

つまり中ビンもしくは大きいアルミ缶1本分が1日の適量となります。

度数15%の日本酒やワインだと約167.92ミリリットルとなるので
1合弱くらいになります。(1合=180.39ml)

ちなみに酒はエンプティカロリーと呼ばれることもあります。

そうきくといくら飲んでも太らないように思えますが実はそんなことは全くなく、
カロリー以外の栄養素がないという意味なのです。

体が温かくなるのは一部のエネルギーが
すぐ分解されるためでもありますが余った分は内臓脂肪に蓄えられてしまいます。

炭水化物(糖分)も含むものも多いので飲みすぎは百害あって一利なしです。

あと飲酒運転による事故も懸念されるので
育毛的にも健康的にも私生活においても酒はデメリットだらけなのです。

百薬の長という言葉に甘んじて毎日飲んでいる方は十分注意してください。

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