植毛キャンペーンは損か得か クリニックが近くに時の考え方

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植毛クリニックのキャンペーンはどうなのか

植毛クリニックはコンビニや歯医者のように
各地に余るほど存在してないので
現在お住まいの地域から遠くにしかない、
という場合も多いと思います。

今回はそんなときにどうするかについて
考えていこうと思います。

大事なのはある程度の知識と
柔軟な考え方になりますね。

・植毛クリニックは近距離にないものだが…

植毛を受ける上で大きな懸念のひとつに
クリニックの所在地があります。

日本でも植毛は何十年も前から
行われていましたが、
まだまだクリニックは少ないのが現状です。

美容外科クリニックでも
実施しているところもありますが
植毛は非常に難しい手術です。

下手なところでやると
仕上がりに満足できない恐れが高いので
専門クリニックで受けるのがセオリーです。

そうなると問題になるのが
クリニックが近くにないこと…

植毛専門クリニックは
大都市にあるのがふつうなので
地方都市にお住まいの方だと
どうしても不利になります。

自毛植毛は複数回受けるにしても
通院する必要性はないのですが
遠方だとどうしても足が遠のくものです…。

やはり一番多いのは東京都で、
ついで大阪、名古屋、福岡あたりで
その他の地域はほぼないに等しい感じです。

・キャンペーンの落とし穴

では近くに植毛クリニックがない場合、
諦めるべきかというと
全くそんなことはありません。

むしろ自宅との距離など気にせず
貪欲に良いと思えるクリニックで
受けてほしいと思います。

植毛は腕のいい医師で受けるか受けないかで
その後の人生が大きく左右されるといっても
過言ではありません。

植毛はただ髪を移動させるのではなく
自然に見えるよう仕上げる必要がある
アーティスティックな技術が要求されます。

実績数だけでなく日々の研究も重要で、
何よりお客さんのことを第一に考えるような
親身な方にまかせるのが最重要項目です。

ですから遠いから、近いからという
短絡的な理由だけで決めると
後悔することになると思います。

そういう意味でも植毛について
ある程度の知識が必要になります。

知識がないとどんな術式が良いのかとか
価格の相場はどのくらいかなど
何もかもわからないので
言われるがままになってしまいますよね…

それなりに勉強してみると
どこがちゃんと運営しているか
なんとなくわかってくると思います。

ちなみに、最近は遠方の方を対象にする
キャンペーンを実施ている
クリニックをよく目にします。

交通費だけでなく宿泊代も負担するという
かなり太っ腹な感じです。

一見するとすごいように見えますが
よく考えるとそうでもない場合もあります。

交通費などの諸経費と手術代を天秤にかけて
どちらのほうが得かを考えてみましょう。

たとえすごくお得そうなキャンペーンだとしても
そのクリニックの手術代がすごく高ければ?

逆にキャンペーンなど何もしなくても
手術費用がリーズナブルだったらどうか?

そう考えるとキャンペーンなるものが
必ずしも得ではない場合もあるんですね。

ちょっとした計算をしてみましょう。

1グラフト(株)あたり500円のAクリニックと
1000円のBクリニックがあるとします。

キャンペーンをしているのはBのみ。

1000グラフト植えるとしたら
Aは50万円、Bは100万円ですね。

その差はもちろん50万円です。

今や遠方でもLCCがありますから
飛行機代は往復でも
1万円台で十分利用できます。

LCCじゃなくてもせいぜい数万円の世界です。

宿泊費も良い所に止まったとしても
1泊くらいでは1万円前後で十分事足ります。

Bが交通費・宿泊費をおごってくれたとしても
手術代の差は全く埋まらないですよね。

ちょっと価格差が極端じゃないか?
と思った方も多いと思いますが
日本の植毛界の現状を見ると
それくらいの差があるのは普通のことなんです。

術式にもよりますが、クリニックによって
大きな差があるのは事実です。

ちなみに高いところだと
内訳が不明な基本治療費も上乗せされます。

価格は10~30万といろいろですが
大体20万にしているところが目立ちます。

それだけでも交通費がタダだとしても
元を取ることができない金額です…

・ほとんどの方が遠方になる理由

ある程度の知識があれば
遠くても是非あのクリニックで受けたい!
という考え方ができるようになります。

面倒くささに負けると
かなりの確率で後悔に繋がると思うので
気をつけてほしいところです。

今回の話のまとめ

植毛は専門クリニックで受けるのが基本中の基本

近い遠いだけで受けるところを決めない

キャンペーンは必ずしも得とは限らない

おそらくほとんどの方は
今回の話に該当してくると思います。

というのも、良心的かつ技術力がある医師は
世界を見渡してもほとんどいないからです。