ケラチンにばかり注目しても髪は育たない|合成には亜鉛なども必要

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ケラチンと言うタンパク質の一種があります。

それは髪の毛のほとんどを構成する成分であり
薄毛に悩んでいる人・美容に関心が高い人なら
知っている方が多いと思います。

でも主成分だからといって
そればかりに注目してもダメです。

タンパク質は体内に入るとまずアミノ酸に分解されてから
小腸で吸収される仕組みになってます。

それからタンパク質に再合成されて各器官の役に立つのです。

つまり合成も意識した食生活にしないと
育毛的に効果が薄いといえるのです。

あとケラチンを構成する物質で比率が一番高いという理由で
シスチンをよく摂りましょうという話がありますが…

ケラチンは18種類のアミノ酸で出来てるので
シスチンを摂れば髪が太くなるというのは論拠薄弱ですね。

まあでも難しく考える必要はなく
要はいろんなものを食べましょうってことですね。

ケラチンへの合成を促す栄養素は
亜鉛・鉄・ビタミンB6が知られています。

亜鉛は牡蠣(かき)やレバー類・アーモンド、

鉄はレバー類・ほうれん草・大豆食品、

ビタミンB6はバナナやマグロ、

などに多く含まれています。

アミノ酸スコアが高い魚介類や肉類を食べつつ
微量ミネラルもしっかり摂るように心がけましょう。

髪(育毛)にいい食べ物はどれ?
という感じの質問をよく見かけますが、
ある意味髪に関係ない食品はないんですね。

あんまり深く考えてしまうと
かえってストレスになるのでよくないですよ。

他にも今回紹介したミネラルを
多く含む食品を知りたいときは
一覧を参考にしていただければと思います。

「亜鉛」食品一覧

「鉄」食品一覧

「ビタミンB6」食品一覧

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