タンパク質の一種のコラーゲン|髪を10%太くする効果がある

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人間の中に存在するタンパク質の
30%を占めるコラーゲン。

骨や皮膚などを構成するものなので
生きていくうえで必要不可欠な物質です。

コラーゲンといえば肌に良いとよくいわれるので
女性のほうが注目しやすいかもしれません。

でもこれからは男性も注目しましょう。

なぜなら髪を太くする効果があるからです!

アメリカでこのような実験が行われました。

「 51人の被験者に62日間(2ヶ月間)にわたって
1日14グラムのコラーゲンを摂取させたところ
10%ほど太くなってるのが確認できた

被験者の年齢は2~58歳でしたが
年齢に関係なく効果が見られ、
髪が元々細かった人ほど大きな効果が見られた

ただし髪の成長速度に変化は見られず
新しく毛を確認することはできなかった 」

これはかなりの朗報ですね。

10%というとちょっと少ない?と思うかもしれませんが
「全体の見た目が1割増し」ではなく
「髪の毛1本1本の太さが10%アップ!」ということです。

つまり密度がかなり濃くなるんですね。

そして育毛は一般的に半年から1年など
長期にわたって行わないと効果が見られない
というのがふつうなのですが、

コラーゲンの実験ではたった2ヶ月なので
育毛的には即効性があるといえますね。

もともと髪が細くて悩んでいる方にも朗報だと思います。

成長速度に変化はないようなので
発毛させたい人にはちょっとあれかもしれません。

でもプロペシアやミノキシジルを使っても
髪がなかなか太くならない場合も多いので
摂取する価値は十分あると思います。

ちなみにタンパク質は
すべてアミノ酸に分解されるから
コラーゲンを摂っても意味が無い
という主張が一部から出ています。

しかしコラーゲンに多く含まれるアミノ酸
「ヒドロキシプロリン」と「プロリン」が
血中に長い時間増えると、

繊維芽細胞(せんいがさいぼう)に働きかけ
コラーゲン産生を促すことがわかっています。

メカニズムはすべて解明されていませんが
全く意味がないことはないと思います。

細毛・髪の密度などに悩んでいる方は
一度試してみてはいかがでしょうか。

コラーゲンの摂取量について