食品添加物は非常に多くの種類があり、
すべてを考察するのは不可能ということで
代表的なものに絞っていろいろ考察してきました。
旨味成分のグルタミン酸ナトリウム
見栄えをよくする亜硝酸ナトリウムやカラメル色素などの着色料
カビの発生を防ぐOPP・TBZ
殺菌作用がある次亜塩素酸ナトリウムや亜硫酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム
一部のパン製品に根強く使われ続ける臭素酸カリウム
砂糖の何百倍もの甘みをもつとされる人工甘味料の数々
大きくカテゴライズしてもこんなに存在し、
ありとあらゆる食品に入り込んでいるのを改めて認識させられます。
それらの共通点は当然ながら自然界に存在しない人工物であり、
長期的に体にダメージを与えて不健康を招くことです。
あまりにも種類がありすぎるため100%避けることは不可能に近いですが、
それに近づける努力をすることがとても重要なテーマとなるでしょう。
・これから考えられる添加物の怖ろしい現実
今でも十分ヤバイ状況ですが
これからはもっとやばくなると思っておきましょう。
とりあえず考えられることは添加物の種類と認可数の増加です。
人工甘味料の記事で少し触れましたが、
2014年に新作となるアドバンテームという甘味料が承認され、
すでに南北アメリカやASEAN諸国で販売されています。
それは砂糖の2万倍~4万倍の甘さがあると言われており、
アスパルテームなどの既存の甘味料とは比べ物になりません。
このように新作が次々と生まれるのが添加物の世界であり、
今後もこの勢いは止まらないでしょう。
添加物はいろいろな成分を組み合わせて作られるもので、
その組み合わせ数は無限に存在するといえます。
添加物を作る専門の会社もあるくらいで、
元請業者の依頼で低コストかつ使えそうな添加物を
日々せっせせっせと研究・開発しているでしょう。
おそらく広告の表示方法もずっと曖昧なままだと思われるので
有名になった添加物を不使用・無添加などと表示しておいて
こっそり新作の添加物を使っていたなんてことも考えられます。
そして外交上の問題により認可される添加物が増えたり
いままで禁止されていた添加物も使えるようになる危険性もあります。
実際グレープフルーツなどの柑橘類に使われている防カビ剤は
1977年以前は違法添加物だったのに圧力によって
すんなり認可されてしまった過去があります。
今後はその状況が当たり前となると思っておいたほうがよいでしょう。
・食品添加物を極力避ける努力は薄毛克服にも繋がる
こんなヤバイ状況でも成分表示をしっかりチェックしたり、
無駄な外食・間食を減らしたり、無農薬など安全にこだわる
農家から質の良い作物を買ったり出来ることはたくさんあります。
ふつうのスーパーやコンビニに売ってるものは
質が悪いものばかりですが中にはマシなものもあります。
(例えば豆腐では国産大豆とにがりを使ったものだけなど)
外食は成分表示の義務がないのでどんな添加物が使われているのか
消費者は全くわからないうえについ食べ過ぎになりがちになり
出費がかさむ原因にもなってしまいます。
間食をする理由は栄養不足ではなく
ただ脳を満足させるためだけの行為であり、
多くは甘い菓子類が多かったりします。
農薬も広義では食品添加物と言えますが、
日本は世界有数の農薬大国であり近所に売ってる野菜の多くは
何十回も農薬が撒かれたえげつないものだといえます。
いまや通販で無農薬・無肥料の健全な野菜や果物を買うことができます。
そのような小さな行い積み重ねていくことで
体から毒が消え、どんどん健康体に近づいていきます。
ポイントとなるのは甘いモノを極力避けること。
(精白米や精白小麦製品も含む)
それだけで妙な添加物を避けれると同時に
無駄な糖分もカットできるので老化物質を減らすことにもなります。
体が不健康な状態だと栄養を髪に回す余裕がなくなり、
いくら薬で男性ホルモンを防いだり育毛剤をふりかけても意味がありません。
そんなこんなで添加物の視点からみても
すべては繋がっているのだと再認識できたと思います。
これからどんな画期的な添加物が出てこようとも油断せず、
常に警戒するくらいの気持ちで臨みましょう。