グルタミン酸ナトリウムは危険性あふれる添加物の代表格である

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現代の食べ物には数多くの食品添加物が使われていますが、
その代表格ともいえるのがグルタミン酸ナトリウムです。

グルタミン酸ナトリウムは食べ物の味の最も基本となる
「旨味」を担う添加物ということで幅広い食品に使われています。

即席麺や弁当類、冷凍食品類はもちろんのこと、
外食、ポテトチップスなどの駄菓子類に至るまで
ほぼ網羅されているといっても過言ではありません。

旨味の元となるグルタミン酸は昆布から発見された成分ですが、
添加物として含まれるグルタミン酸ナトリウムはそれとは別物です。

要は天然物と人工物という違いがあり、
後者は明らかに不自然といえる物質なのです。

旨味成分を食品添加物として初めて扱うことにした味の素は、
はじめのころは小麦などに含まれるグルテンというタンパク質を
加水分解することで製造していたようですが、
のちにコスト削減のため石油を用いて製造するようになります。

最近はグルタミン酸を精製する菌が発見されたことから
サトウキビなどの糖分の残りカスを原料にして製造する
いわゆるバイオ技術を用いて大量生産されています。

一見すると人工物のようで天然のようにも感じられ、
味の決め手にもなっていることからあまり問題ないのでは?
と思われがちですがやはり危険な人工物といわざるを得ません。

ただ菌に作ってもらうだけならいいかもしれませんが、
製造過程で薬剤が使用されており、
あとから水酸化ナトリウムを添加しているので
天然の旨味成分とは似て非なるものと化しています。

・グルタミン酸ナトリウムの恐ろしい毒性の数々…

その証拠とも言える例が数多く報告されています。

グルタミン酸ナトリウムの毒性が有名となったのは
1960年代に起きた中華料理店症候群です。

英語ではチャイニーズ・レストラン・シンドロームといい、
中華料理を食べた人が偏頭痛や歯の痛み、顔面紅潮などの症状が出ます。

ひどくなると喉の灼熱感や胸の痛み・動悸などの症状も出るそうで、
欧米ではNO MSGと書かれた看板を掲げる店もあります。

その疾患がきっかけとなって様々な検証が行われるようになりましたが、
欧米の有名な機関(FDAやSCFなど)は毒性を過小評価して
1日の許容量はないという評価を下しています。

グルタミン酸ナトリウムは最も多く使われる食品添加物のひとつであることから危険性も高いと考えられる。

しかしNO MSGを掲げるお店が多く存在するように
グルタミン酸ナトリウムの危険性を意識している人は多く、
意識的に避けている人が多いのも事実です。

弘前大学のラットを使った研究では目の障害が確認されたり、
分子量が小さいことから胎盤を簡単に通過することから
妊婦の摂取には注意喚起がされていたりもします。

神経毒性が確認されているので脳の発育障害を起こす可能性があり、
海馬を刺激して味がよくわからなくなることもあります。

そのことからグルタミン酸ナトリウムは
血液脳関門も通過している可能性もあります。

・意識すればかなり避けることができます

また、グルタミン酸ナトリウムが他の添加物と異なるのは
実際においしく感じてしまうということです。

一応旨味成分として成立してしまっているので、
体(脳)はそれをおいしいと感じてしまい、
どんどん欲してしまう危険性もあります。

人工物は天然成分と違ってほぼ単体で存在することから
体にどんどん吸収される特性もあることから
栄養的なバランスも大きく崩れる危険性が出やすくなります。

そしてグルタミン酸ナトリウムという表記はほとんど見られません。

それは企業側が化学物質だとわかると印象が悪いから
調味料(アミノ酸)などと聞こえの良い言葉にすり替えてるからです。

ちなみに調味料(アミノ酸)と書かれていたらグルタミン酸ナトリウムだけ、
調味料(アミノ酸等)ならイノシン酸やグアニル酸などの
核酸系成分も添加されていることを示しています。

最近は後者が圧倒的に多いですが、
核酸系の旨味も加えたほうがずっと味がよくなるからだそうです。

摂取する量が多いものほど気をつける必要があるので、
成分表をチェックする癖を身につけてほしいと思います。

さらには1日3食をやめて2食か1食にすれば
必然的に添加物の摂取量が減り食費も浮くので
体にいいものへお金を回すことができます。

食べ過ぎは太るだけでなく毒を溜める行為です。

それは育毛と逆行する行為でもあります。