人工毛植毛した後でも自毛植毛で修復可能 留意点は3つ

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人工毛植毛へ自毛植毛

人工毛植毛は頭皮への負担が大きく
とてもリスクが高いものですが
それを受けた後でも自毛植毛を
受けることができます。

フラットな状態より多少不利な点もありますが
満足する方は多いそうなので、
余裕があるなら修正するという意味でも
切り替えたほうが得策です。

・人工毛植毛から自毛植毛へ

人工毛植毛はドナーに限りがなく
通常の毛髪より太いことから
すぐに見た目を良くできます。

しかし、拒絶反応、感染症、
傷跡が残りやすい、頭皮が硬くなるなど
デメリットが大きい手法でもあります。

人工毛植毛の問題点について詳しくは
この記事(85)で説明しています。

植毛先進国のアメリカでは
その危険性を憂慮して
禁止されているのですが
日本ではまだ一部で実施されてます。

その点も植毛に関しては
遅れてる部分だと感じます。

そのため現在でも人工毛植毛を受ける人や
それによる弊害に悩む方も
未だに多くいらっしゃると思います。

満足している上に特に私生活において
不便を感じていないのならいいのですが
もしそうでなければ大問題です。

もし何かしらの問題を感じるのであれば
いち早く治療や修復をする意味でも
自毛植毛を受けたほうがいいでしょう。

・人工毛により起こる3つの不利なポイント

幸いにも人工毛植毛を受けた後でも
自毛植毛手術は受けることが可能です。

しかし、人工毛植毛を受けていない
フラットな状態で受ける場合よりも
少しだけ留意点があることを
覚えておいてほしいと思います。

主に考えられているのは以下の3つです。

1・手術がすぐに受けられない可能性がある
2・手術回数などの手間暇の増加
3・発毛率が下がる可能性がある

1の手術がすぐ受けれないというのは
感染症を起こしている場合です。

感染症を起こしている場合は
一度すべての人工毛を抜去して
炎症(化膿)を沈静化させる必要があります。

炎症が残っているままだと
せっかく植えても定着しない可能性が
高くなってしまうからです。

そのため植毛は1ヶ月以上
先送りになるかもしれません。

2の手術の手間暇の増加については
頭皮の状態が悪いことで起こります。

感染症を起こしていなくても
人工毛を抜く作業が余計に発生するため
手術時間も長くなります。

見た目が急激に変化してしまうため
人工毛を抜かないでほしいという人も
多いそうですが、

それだと手術の難度が上がり、
定着率にも影響してくる可能性があります。

そのため部分的にやっていくのが
いいと思いますがそうすると
一気に出来ないので手術回数が増え、
通院する手間も増えます。

ちなみに人工毛を植えた頭皮は
硬くなってるのが通常です。

そのため移植毛を植えたすぐ近くの
別の移植毛が飛び出してしまう
ポッピングという現象が起きやすいそうです。

さらに出血も多い傾向にあるので
そういう手間暇も加算されます。

3の発毛率の低下についても
頭皮の状態が悪いことが関係しています。

基本的に人工毛を植えた部分は
瘢痕化しているので、
傷跡に植毛してるのと
似た状況になります。

血行や新陳代謝が悪いことが災いして
定着しても発毛率が悪くなると
考えられています。

・人工毛は健康上のリスクが最も大きい

人工毛を植えると頭皮環境が悪くなる。

その結果、手術の難易度が上がり、
発毛率の低下に繋がる欠点が生じます。

しかし、ずっと人工毛を植え直すよりも
自毛植毛に踏み切ったほうが
遥かにメリットは大きいと思います。

切れたり抜けてもまた伸びてきます。

植え直す必要はないのでコスパは
比べ物にならないくらい良くなります。

何より健康上の問題が解消するのが
最も大きなポイントになると思います。

ドナーを採取する必要がないので
後頭部などに傷が残らないにしても
結局植えた部分は大きなダメージになり、
精神衛生上もよくないでしょう。

少しでも懸念材料があるならば
検討してみてくださいね。