薄毛の前兆をチェック|抜け毛の毛根の状態が参考になります

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薄毛対策講座 第2回 薄毛の前兆を抜け毛から推測する

一部例外を除いて薄毛というのは急激に起こるものではなく
なんらかの前兆現象が現れるものです。

自分は将来ハゲるのかと心配する方が多いと思います。

自身で判断するのは少し難しいところもありますが
注意深く今の状況を観察していけば
安全なのか危険なのかがなんとなくわかってきます。

それぞれの脱毛症についてみていきましょう。

・脂漏性脱毛症の場合

かゆみや脂っぽさがひどかったり
フケが多くでたりする症状がでます。

粃糠性脱毛症もフケが大量に出てきますが
脂漏性脱毛症と原因は似ています。

多くの場合、肌に合ってないシャンプーを使っていたり
洗いすぎていることも考えられますので
頻度と洗髪剤の種類を変えれば解決することが多いです。

⇒参考:シャンプーの頻度について

⇒理想的なシャンプーについて

また、脂っこいものをよく食べることも一因ですので
食生活が乱れてる方は気をつけてください。

脂漏性皮膚炎により抜けた髪の根元には
白い脂のような不純物が多くこびりついています。

いろいろ気をつけてもよくならない場合は
かなり症状が重くなってると考えられるため
皮膚科の受診をおすすめいたします。

・円形脱毛症の場合

前兆現象はありません。

免疫細胞が突然正常な髪を攻撃してしまうので
成長期真っ只中でも急激に抜けてしまうためです。

円形脱毛症の抜け毛は根元が丸くなっておらず
いびつな形をしているものが多いです。

8割以上はなんらかのストレスが原因といわれており
自然に治ることがほとんどなのですが、
多発型や全身型など重度な場合は個人で対処は難しいので
病院で治療することが基本になります。

薄毛によって毛根の状態が多少異なるのである程度前兆を察知することができますが大抵は毛法のミニチュア化が起こるAGAです

・AGA(男性型脱毛症)の場合

agaは前頭部から頭頂部にかけて薄くなる脱毛症です。

髪がセットしにくかったり、頭皮の色が赤茶けてたり
髪質がサイドや後ろの毛と比べて弱まってきたり、
ボリュームが下がってきたり、おでこが広がってきたり、
剃り込みが自然に深くなったりですね。

そして抜け毛の数も徐々に多くなり
根元が丸みを帯びておらず細く小さくなっていることが多いです。

それは毛包のミニチュア化という現象で
男性ホルモンが悪さをし始めている可能性があります。

agaにより側頭部や後頭部が薄くなることはないのですが
もしそうなったら男性ホルモン以外の原因が考えられます。

円形脱毛症かもしれませんし甲状腺や肝臓などの
機能低下などが関係しているかもしれません。

その辺は個人で判断することは難しいので
皮膚科や内科に相談したほうがいいですね。

・その他の脱毛症の場合

自ら髪を抜いてしまう抜毛症は精神疾患の一種であり、
瘢痕性脱毛症は突然の出来事で起こることなので
前兆現象というのは基本的にありません。

※産後脱毛症も牽引性脱毛症も急激に起こらないので同じことがいえます。

強いていうなら強いストレスが連日のように降りかかったり
頭皮のひどい汚れを放置していたり
普段から火傷や事故を誘発しそうな行動をとっている、
などが考えられます。

全くもって正常な方は何も変なことは実感できません。

あなたがなんかしらの髪の異常を実感できたなら
それは危険なサインが現れたと思っていいと思います。

薄毛も病気と同じで早いうちから対処したほうが治りやすく
遅れれば遅れるほど回復は不可能ではないですが難しくなります。

次回からは最も例が多いAGAの対策に入っていきます。

<薄毛対策講座 記事一覧>

⇒第1回 脱毛症の種類とその対策
⇒第2回 薄毛の前兆チェック(この記事)
⇒第3回 自分がAGAかどうか調べる
⇒第4回 AGAの最も基本的な対策
⇒第5回 プロペシアの入手方法
⇒第6回 ミノキシジルを併用する重要性
⇒第7回 外用ミノキシジル育毛剤の入手法
⇒第8回 育毛剤を選ぶ基準
⇒第9回 サプリメントを活用する意味
⇒第10回 シャンプーの役割
⇒第11回 生活習慣の改善の重要性
⇒第12回 ハゲに繋がる間違った食事
⇒第13回 運動と育毛の関係と重要性
⇒第14回 睡眠不足は髪に良くないという話
⇒第15回 ストレスを緩和する重要性
⇒第16回 女性の薄毛の対処法
⇒第17回 薄毛対策講座総括「諦めない」

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