育毛剤は医薬品が基本|副作用が気になるなら医薬部外品を使う

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薄毛対策講座 第8回 育毛剤を選ぶ際の基準

育毛剤の使用はAGA対策の基本になります。

内服薬で活性型男性ホルモンの生成を抑えて薄毛の進行を遅らせつつ、
頭皮から毛髪の成長を促してあげる必要性があります。

どちらか片方でも効果がでないとは限りませんが
両方行ったほうが回復度合いは違ってくると考えられます。

そこで今回は使用すべき育毛剤はどんなものがいいのか、
というお話をしたいと思います。

ここでは個別の育毛剤の特徴を述べるのではなく
もっと大きな括りでご説明していきます。

育毛剤には大きくわけて3種類があります。

医薬品・医薬部外品・化粧品の3つです。

それぞれの違いを簡単に説明すると、
医薬品は文字通り国が薬であると定めた成分が配合されたもので
化粧品は薬理作用がほぼなく美容目的中心と位置づけされたもの。

医薬部外品は2つの中間的な存在で
化粧品より効果はあるが医薬品より劣るというものです。

⇒もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を参照

何を使うべきかはもうお察しの通りだと思いますが
医薬品が基本中の基本となります。

具体的にはミノキシジル(もしくはフィナステリド)です。

その2つは世界中で臨床試験が行われ
明らかに育毛効果を有すると認められている成分なので
育毛薬として多くの国で承認されています。

外用育毛剤もミノキシジルなどが入った医薬品を使うことを基本にしたほうが回復が早くなる可能性が高くなる

医薬品は化学物質であるため
本当のところ体にいいものとは言えませんが
一気にたたみかけるにはなくてはならないものなのです。

※ミノキシジルが入ってるからといって
なんでもいいわけではありません。
個々の製品によって性能や品質がまるで異なるので
しっかり効果的なものを選ぶ必要があります。

しかし医薬品には副作用と言う必ず備わっている欠点があります。

フィナステリドは主に性機能低下や肝機能障害、
ミノキシジルは心臓に負担をかけることが知られています。

※基本的に医薬品は肝臓で代謝されるため
どのタイプの薬でも肝臓に負担をかけることになる

よって内蔵が弱かったり疾患があったり
なんとなく薬に抵抗感を感じる方の場合は、
医薬部外品や天然成分でAGAに対処することになります。

天然成分の中には男性ホルモンを抑制する効能を
有すると確かめられたものも色々存在するため
それらは主にサプリメントで摂取することになります。

天然成分といってもアレルギーの可能性もあるので
絶対に誰にでも安全とは言い切れませんが
基本的に医薬品よりは体への負担が少ないものです。

もしくは医薬品だけどミノキシジルよりは
副作用が弱い塩化カルプロニウムなどを使う手もあります。

脱毛症の研究は現在も盛んに行われているので
今後はミノキシジルより効果的で副作用が少ない薬も
登場する可能性はあると思われますが、
まだしばらく時間がかかりそうです。

<薄毛対策講座 記事一覧>

⇒第1回 脱毛症の種類とその対策
⇒第2回 薄毛の前兆チェック
⇒第3回 自分がAGAかどうか調べる
⇒第4回 AGAの最も基本的な対策
⇒第5回 プロペシアの入手方法
⇒第6回 ミノキシジルを併用する重要性
⇒第7回 外用ミノキシジル育毛剤の入手法
⇒第8回 育毛剤を選ぶ基準(この記事)
⇒第9回 サプリメントを活用する意味
⇒第10回 シャンプーの役割
⇒第11回 生活習慣の改善の重要性
⇒第12回 ハゲに繋がる間違った食事
⇒第13回 運動と育毛の関係と重要性
⇒第14回 睡眠不足は髪に良くないという話
⇒第15回 ストレスを緩和する重要性
⇒第16回 女性の薄毛の対処法
⇒第17回 薄毛対策講座総括「諦めない」