鉄が不足すると髪や健康に悪い|女性は男性より必要摂取量が多め

シェアする

スポンサーリンク

人間は細胞が活動することで
生命を維持し活発に動くことができます。

細胞が活動するためには酸素が必要ですが
酸素は血色素といわれるヘモグロビンが必要です。

ヘモグロビンは鉄がないと作ることができないので
鉄不足は体に大きな悪影響を及ぼします。

倦怠感・呼吸困難・顔色の悪化・貧血
あと指の爪が反り返る匙状爪(さじじょうそう)も起こりえます。

鉄は肝臓などに蓄えられているものなので
あまり欠乏症状は起こらないのですが
上記の症状が出てきたらかなり鉄分が
不足していると疑ったほうがいいですね。

特に貧血(鉄欠乏性貧血)は最も悪化した状態であり
薄毛も誘発してしまうので
症状が出てる場合は注意したほうがいいです。

髪の毛も細胞が分裂して出来る体組織であり
しかも造血細胞の次くらいに分裂する機会が多いです。

すなわち酸素が多く必要ってことなので
貧血は髪にとっても大敵なんです。

鉄分不足は摂取量が子供の成長速度に間に合わなかったり
潰瘍などの病気による出血などがありますが
代表的なのは生理とダイエットによるものです。

生理(月経)は出血が伴うので
それだけ鉄分の損失が多くなってしまいます。

さらに無理なダイエットが重なると
鉄分不足が加速されるのは必至です。

よって鉄欠乏は若い女性に多いことがわかっています。

1日の推奨摂取量は成人男性で約7mg、
成人女性だと約6mgですが、
月経がある場合は約10mgに跳ね上がります。

さらに妊娠している場合はもっと上がり
20mgほど必要だといわれています。
(正確には妊娠初期で9mg前後
妊娠中期から後期で21mg前後です)

血液の質は髪の質も左右します

不足しづらいといわれても油断せず
健康的な食生活を送るようにしましょう。

<復習>

鉄と髪の重要な関係について

<参考>

鉄の過剰摂取について

鉄を多く含む食べ物