ツルムラサキはマイナーだが栄養価が高く育毛にも貢献する緑黄色野菜

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ツルムラサキ(蔓紫)という野菜をご存知でしょうか?

その名の通りツルの部分が紫色をしている葉物野菜の一種で
東南アジアの熱帯雨林が原産だと言われています。

ツルが緑色の品種もあり、日本に出回るのはほとんどがそれになります。

ツルムラサキはどちらかというとマイナーな食材で、
ネットで調べない限りあまり情報が出てこない野菜です。

そしてネットでも育毛との関連話は出てこないのが現状ですが、
なぜ今回取り上げたのかというと、単純に言えば栄養価が高いからです。

βカロテンの量が100g中3400μgと多いので緑黄色野菜に分類され、
タンパク質も炭水化物も少量なので消化への負担が少なく、
他の栄養素もほぼ満遍なく含まれている特長があります。

メジャーな野菜となっているほうれん草とよく比較されますが、
カルシウムやマグネシウムなどのミネラル類、
それにビタミンAやCなどの重要な栄養素はほうれん草より多いなど、
実はとても優れた野菜なのです。

また、血糖値上昇の抑制に効果があるとされる
スピナコシド類やバサラサポニン類という特殊な成分も含み、
ヌメリ(粘り)成分の一種であるムチンも含むという特長があります。

ムチンは口や胃、腸、目などを覆う粘液すべてに含まれる成分であり、
整腸作用や満腹感を早く感じるようになる効果があることから
食べ過ぎを防ぐという恩恵も得られるといいます。

2018/09/10追記

ムチンは植物に含まれていないことや
健康効果も科学的根拠がないことが
判明したようですので修正しました。

粘り成分は緑黄色野菜といえどオクラなど
限られたものにしか含まれていないので、
そういう意味でもほうれん草をはじめ他の野菜より
優れた特長がある野菜といえます。

ツルムラサキは栄養価に富む優れた緑黄色野菜の一種なので育毛に取り組む方の役に立つことはほぼ間違いないでしょう

食べ過ぎは体のあらゆる組織を疲弊させる最大の原因であり、
当然のことながら育毛にも影響してきます。

現代の栄養学はとにかく栄養を摂らないといけないと忠告してますが、
それは逆効果に繋がる恐れがとても高くなると思います。

食べ過ぎると消化にエネルギーを多く使わないといけなくなり、
体内に溜まった毒素を排泄する暇がなくなるどころか蓄積されていき、
年中疲労感などが抜けない不健康体となります。

それにおいうちをかけるように現代食は不健康なものばかりで、
体内の酵素やミネラルなどをどんどん浪費する食生活になっています。

ということでツルムラサキをはじめ緑黄色野菜は特に重要だと
改めて認識してほしいと思います。

ツルムラサキは旬である夏には出回ってくるので
その時期は是非あなたの食生活に取り入れてみてください。

不足しがちなビタミン、ミネラルもしっかり補給できるので
余計な育毛グッズに頼る必要もだんだんなくなってくると思います。

ツルムラサキは少しアクが強い野菜なので
ほうれん草と同じように少し茹でるといいでしょう。
(ゆでる時間は1~2分で十分です)

<他の野菜に関する記事(あいうおえ順)>

⇒ アスパラガス
⇒ オクラ
⇒ 南瓜(かぼちゃ)
⇒ からし菜
⇒ クレソン
⇒ ケール
⇒ 小松菜
⇒ 紫蘇(しそ)
⇒ 春菊(しゅんぎく)
⇒ スプラウト
⇒ ツルムラサキ(この記事)
⇒ チンゲン菜
⇒ トマト
⇒ なずな
⇒ ニラ
⇒ ほうれん草
⇒ 水菜
⇒ 三つ葉
⇒ モロヘイヤ
⇒ よもぎ
⇒ ルッコラ
⇒ レタス
⇒ 野菜と育毛の関係の考察まとめ